以下感想(ネタバレ注意)
ひなのいない日常…
9月。
夏休みが終わった…。
陽太の家に残ったのはひな、…ではなく、夏祭りで取った金魚1匹。
夏休みの終わり。
それはひなが言っていた世界の終わりの日。
あの後、懸命にひなを探した一同ですが、ひなは見つかりませんでした。
新学期になり転校生登場!
もちろん鈴木少年w
鈴木少年はあっという間に陽太たちと友達に。
放課後、鈴木少年の提案でバスケをすることに。
バスケをしたことがないという鈴木少年ですが運動神経もいい!
バスケの後はラーメン屋。
ラーメン屋にはひなの行方を探すチラシが…。
未だに時間を見つけてはチラシを配っている陽太。
チラシを見る目が悲しそう…。
その後はさらに麻雀。
陽太、麻雀のルール知らないじゃんw
あっという間に秋になり、成績ガタ落ちの陽太は第一志望もかなりやばい…。
そりゃ、全然勉強してなかったもんね。
夏休みが終わった後も、きっとひなを探してばっかりで勉強してなかったんだろうな…。
あっという間に冬が来て…。
どんどん遠ざかっていく夏。
あの日みんなで撮った映画を見たがる鈴木少年ですが、あの作品は未完成。
完成する日は…。
来るのでしょうか…。
そしていよいよ受験。
阿修羅は駄目そうw
一つ年下の鈴木少年は受験は来年。
かと思いきや進学はしないらしい。
もうハッカーっていう仕事があるもんねw
(゚д゚)ハッ!
鈴木少年が持っているのはkeyコーヒー!
鈴木少年が学校に来たのは普通の生活を体験するため。
バスケにラーメンに麻雀。
あと行ってみたかったのは夏祭り。
わざとらし過ぎるくらいの思い出の辿り方なのに…。
なのに陽太は何もピンと来てない…。
そんな様子の陽太に急に切れる鈴木少年。
まあそうカッカするなってw
今更ながら、突然現れ仲間に入り込んできた鈴木少年に不信感を抱く陽太。
本当に今更だなw
ようやく、鈴木少年がひなが言っていた「神殺しの少年」と気づいた陽太。
察しが悪い。
ひなの居場所を知っているという鈴木少年。
生きてるのか!
鈴木「しかし彼女はもう神ではありません」
ひなが持っていた全知の力について、鈴木少年からすべてを聞いた陽太。
「望めばひなに会える」と言いますが、チップを失ったひなはもう…。
陽太「会いたい」
いつでもどんな突飛なことでも、笑顔で陽太を送り出してくれるお母さん心強すぎる!
神ではなくなったひなは今…
陽太が連れて行かれたのは人里離れた研究施設。
陽太のことは海外から訪れた実験助手ということでIDが偽装されているらしい。
しかし、IDが通用するのは2週間…。
その2週間で一体何が出来るのか…。
鈴木少年ができるのはそこまで。
それが鈴木少年にできるせめてもの償い。
あ!!
ひないたーーーー!!
IDのおかげでひなと再開することができた陽太!
しかし、そこにいたいのは陽太が探しているひなではない…。
目は虚ろで、意識はあるのかどうかも分からない…。
これが本来のひなの姿…。
量子コンピューターの力を借りていないひなの本当の姿…。
元気だった時の姿を知っているだけに痛々しい…。
長くて綺麗な髪は開頭手術の際に剃られてやっと生え揃ってきたくらい。
ひなを担当してくれているのは芝さん。
この状態のひなを連れて帰りたいという陽太ですが、それは明らかに無理では…。
男の人を極端に恐れるというひな。
あの後相当ひどい目にあったのか…?
大きい声出すなって言われてんのにどうして陽太はいちいち大きい声を出すんだw
ひなのあまりの変わりように、以前ひなの父親に言われた言葉が頭をよぎります。
『君だって同じ目にあうかもしれないぞ』
助けたくても助けられない。
何かしたいのに自分にできることがない。
そんな絶望感から逃れるために、ひなのそばを離れた父親…。
やっとその気持ちが少しだけわかった陽太。
今ここでの生活がひなにとっては一番で、自分は必要とされていなくて…。
陽太(自信がなくなっていく…)
やっとひなに会えたのに、そこにいたのはなる休みに会ったひなとは全くの別人…。
いや、あれが本来のひななのか…。
陽太が探していたのが夏休みの姿のひなだとしたら、それはコンピューターが脳の機能を補っていたひなな訳で…。
それって目の前のひなと同じなのかな?
どこまでが本当のひななのか、分からなくなりますね…。
陽太はひなと会って、なにを想うのか…。
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