魔法使いの嫁 第9話 【あらすじ・感想】 「与えられる以上を求めないこと、それは依存」踏み込めないチセにそれに甘えるエリアス…。

アニメ

 

 以下感想(ネタバレ注意)

 

帰って来たチセ達、それぞれの想いは

 

新しくチセの使い魔になったルツ。

 

 

ルツ(俺は新しい生活に慣れてきたところだ。お前はどうだ?穏やかに眠れているか…?)

 

 

イザベルのことを想い続けながらも、前を向いてチセと共にいることを決めたルツ!

 

あれから2週間。

チセとの生活も随分慣れたようです(^^)

 

楽しいとついチセに飛びついてしまうルツかわいいw

来た当初は家の周りをウロウロしたり、妖精と言えども犬としての習性が残ってるのかw

 

教会から帰ってきてからというものエリアスは部屋に閉じこもったきり…。

 

チセがケガをした時、怒りで我を忘れたエリアス。

化け物みたいな姿になってしまってましたがそれで力を使いすぎたせいなのか…?

 

いつ出てくるのか本人に聞けばいいのに、それができないチセ。

 

しゅん(-_-)としたままのチセを見かねて外へ追い出すシルキーw

 

 

『気分転換。暗くなる前に帰ってくること』

 

 

シルキー文字が書けるの!?

シルキーおはやお母さんw

 

出かけた先で会ったのはアンジェリカ。

 

バスに乗って色々なお店を見て回って、同性とのお買い物はエリアスとは違う楽しみがあるね(^^♪

 

アンジェリカがくれた指輪はうまく力を押さえ込んでいるようですが、元気そうに見えてやはりいつもどこか眠たそうなチセ。

 

使い魔として感覚や感情がつながっているルツには嘘つけないw

 

 

アンジェリカ「遠慮ばかりしてると踏み外すよ。いつか一人で立った時にね」

 

 

まだまだ何でもかんでも一人でやろうとしてしまうチセ。

人への頼り方は人一倍わからない…。

 

それだけでなく、与えられているもの以上のものを求めようとしないチセ。

自分には、それ以上を望んではいけないと思い込んでいるように。

 

 

アンジェリカ「それは依存じゃないのかい?あんたは若い。これから長いんだよ。与えられるものだけ食べたらダメだ」

 

 

アンジェリカの言葉が重い…。

チセ自身自覚していないような事まで言い当てられているようだ…。

 

 

アンジェリカ「あいつだけを見てる必要はないんだ」

 

 

チセの中に言い知れぬ怒りや不安が湧いてくるのは、図星だから…?

 

夕暮れになり帰ってきたアンジェリカ。

 

 

 

 

チセ「私はずるい。私をなんとも思ってない人に寄りかかって、捨てられても構わないって考えながら、捨てられたくないとも思ってる。私は自分勝手だ…」

 

 

ルツ「”あの”出来事がお前にかけられた呪いなら、俺はそれが早く解ければいいと思ってる」

 

 

自分のことを口にするのが苦手なチセだけど、色々なことが伝わって理解してくれるルツがそばにいてくれてよかったね(^^)

 

エリアスは夜になってもやはりまだ部屋から出てこない…。

恐る恐る扉を開けると…。

 

一度力を解放したせいか、力のコントロールがうまくいかず元の姿に戻れなくなってしまっているらしいエリアス。

 

一晩一緒に側にいてあげるチセ。

同衾…!

 

 

チセ(怖くないのは、多分私が呪われてるからだ)

 

 

それはエリアスに依存してるという事なのか…。

 

チセまで出てこなくなって扉の前でハンマー片手に怒っているシルキーww

慌てふためいてるルツも可愛いw

 

朝になり、隣にいないエリアス。

元に戻れたのかな?

 

机の上には置き手紙。

 

朝ごはんを食べてルツと一緒にエリアスの捜索です。

 

チセのサイモンの扱いがエリアスに似てきているw

 

 

ルツ「チセはエリアスを愛しているんだな。自分以外の何かを愛するのは大事なことだ。何かを守るためにも、自分自身のためにも大切なことだ。俺はチセを愛してるしイザベルもずっと愛す。それじゃいけないのか?」

 

 

チセが日本人だからか分からないけれど、ルツみたいに直球で伝えることってなかなか難しいw

 

エリアスの捜索中、薔薇が咲き乱れる一軒家を見つけたチセ。

 

おじいさんが一人で住んでいるようですが、チセにはもう一人、露出度の高い服の女の人が見えるw

いいお尻!

えちえちお姉さんだ!

 

 

「あんたスレイ・ベガじゃないの!珍しい」

 

 

この人、妖精?

妖精には見ただけでわかるんですね。

 

 

「私のこと口に出したら食べちゃうからね」

 

 

この妖精はリャナンシー。

 

リャナンシーとはアイルランドに伝わる若い女性の姿をした妖精らしい。

男の血と引き換えに才能を与える吸血鬼のような存在。

 

本来、もっと若い男の人を相手にするらしいですが…?

 

おじいさんにお茶に誘われご馳走になることにしたチセ。

ルツは引き続きエリアスの捜索w

 

奥さんを亡くして以来一人で暮らしているジョエル。

 

ジュエルの家の中は本がたくさん。

自分でも小説を書いているというジョエル。

その小説を読ませてもらうことに。

 

見ず知らずの少女に自分が書いた小説を読ませるって、なかなかレベルの高いおじいさんw

 

小説は、バラの庭で出会った2人の恋のお話。

 

いつの間にか眠ってしまったジュエルの側にはリャナンシーがぴったりくっついてる。

 

 

チセ「どうして彼についてるの?血も吸ってなさそうだし」

 

リャナンシー「目が合った気がしたの。あの日、薔薇の庭で」

 

 

つまり一目惚れ?

ジョエル本人はリャナンシーには気付いてなさそうですけど…。

 

特になりたいものも、一生懸命になっているものもないジョエル。

才能を欲していない彼にリャナンシーが与えられるものは何もない。

 

 

リャナンシー「人間のあんただったらこの変な気持ちがわかるかしら…?」

 

 

その気持ちは…。

 

ジョエルの小説に出てきた薔薇は、どう見てもここの庭のこと。

じゃあ、2人の恋の物語のモデルって…。

 

リャナンシーのことは気づいてないものの、昔、庭で白昼夢のような美しい女性を見たような気がしたと言うジョエル。

 

 

ジョエル「あれはきっと…」

 

 

一瞬。

 

チセのすぐ隣に、その女性が見えたような気がしたジュエル。

これもチセの力のせいでしょうか?

 

チセ「あなたはジョエルさんのことが…」

 

 

リャナンシー「それは私の欲しい答えじゃない。私たちの愛し方は『食べて与えること』。だから、私はあれを愛してはいない」

 

 

チセにチューして言葉を遮るのめちゃくちゃリャナンシーっぽいなw

 

また来る事をリャナンシーと約束し、一人帰路につくチセ。

 

 

 

今までの気持ちを言葉にするチセ。エアリスに理解できるのかか…

 

ルツが森の奥でエリアスを発見!

 

死んでない??

あ、生きてる。

 

 

チセ「あなたは何も話してくれないんですね。どうしてこんなことになっているのか、自分がどんな生き物なのかも…」

 

エアリス「だって君は物分かりがいいじゃないか。僕の言葉をそのまま受け取ってくれていただろう?」

 

 

チセ「いくら私が自分勝手でも、何も知らずにいられるほど私はあなたに興味ないわけじゃない!」

 

 

人間の感情を理解しきれないエリアス。

自分の思っていることを伝えきれないチセ。

 

この、お互いに伝わらないちぐはぐな感じがひどくもどかしくて良い。

 

どこか嘘を含んでいるようなエリアスの言葉。

前まではそれでも構わなかったのに、今はそれが嫌で怖い。

 

「自分のことについて整理して話すまで待ってほしい」というエリアスですが、信用できるのか…。

 

突然上から落ちてきたアシカみたいな可愛い男の子!

なにこの子かわいい!!

 

リンデルからの使い魔かw

 

 

「至急来られたし!ドラゴンの国へ!」

 

 

 

 

 


 

チセとエリアスの関係性がとてももどかし~!

 

最初から傷つかないように何も求めず、流されるがままでよかったチセと、そんなチセを都合よく感じていたエリアス。

 

出会った当初はそれでお互い良かったのかもしれないけど、チセはもう次の気持ちを持ち始めてますよね。

 

でもきっとそんな気持ち初めてで、うまく言葉にすることができないし、そんな気持ちを持つこと自体わがままだと感じているしで、もうああああぁぁぁ~~!

って感じw

 

もどかしい!!!

もどかしいよーー!!

 

エアリスは人の心の機微とかわかんないだろうからもっとはっきりガツンと言わないと伝わらないよ!??!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました