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キノの旅 第8話 【あらすじ・感想】 シズの旅!平和な国で起こる猟奇殺人。それは全て電波のせい?のんびりティーの1日ぶらり旅!
以下感想(ネタバレ注意)
獲物を見極めろ!試される観察眼!
山道を通る旅人を狙っていた山賊たち。
やってきたのは1台のバギー。
明らかにシズたちですけどw
狙っていいかどうかじっくり観察。
山賊の下っ端は「獲物として十分」だと思いますが…。
山賊の長老はひと味違う!
儚げな少女(ティー)が片手に持っているものはなんと手榴弾!
物騒すぎるw
男(シズ)の腕前はかなりのもので犬(陸)は鼻が利く。
長老「あれは襲ってはならん目標じゃ」
実に賢明な判断!
次に同じ山道を通りかかったのは1台のバイクに乗った旅人。
ていうかキノですねw
下っ端「バイク乗りの男の子、いえ、あれは女の子です!とても可愛い女の子ですよ!かわいいな…」
よく女の子ってわかったなw
下っ端結構有能w
今度こそはと気合いの入る下っ端ですが、女の子が一人で旅をしているということは一人で旅を“できるくらい”の実力があるということ!
山賊として狙わなければいけないのは「相手の実力が分からず、強いものに挑んでしまうようなバカ」。
今は獲物を見る目がある長老ですが、若い頃には大きな失敗をしたことがあるらしい。
それは昔、道を通りがかった黄色いボロボロの車を標的にした時のこと。
これ明らかにキノの師匠とイケメンの弟子だww
長老「あいつらは恐ろしい悪魔じゃった!!!」
下っ端に話しているだけでトラウマが蘇って錯乱する長老ww
落ち着いて!
本当に師匠と関わった人はみんなトラウマが植え付けられていくなw
徳ポイントの国
キノが立ち寄ったのは、「徳ポイント」と呼ばれる制度がある国。
徳ポイント?
寄付をしたり人に道を譲ったりという小さなことから、人に役に立つような多大な発明をしたり難病を救ったりと大きなことまで、人が見ていればカードにポイントが入るそう。
逆に人に迷惑をかけたり犯罪レベルのことをしたらポイントは減る。
そのポイントがマイナスになれば刑務所に服役することになります。
ということは…、
良いことをしてたくさんポイントを貯めた人は、小さなことをしても無罪になる!
おじさん「これは公平なシステムさ」
よくある、良い人が少し悪いことをするだけですごく悪く見られたり、
いつも悪いことをしている人がちょっと良いことをするだけですごく良い人と思われたり…。
そういう映画版ジャイアンみたいな、印象のギャップで人の評価が大きく変わることがなくなるということ!
しかし、ポイントを貯めたとしても、そのポイントを相殺してまで悪いことをする人はいないようですが…?
おじさん「私は悩んでいる…。私はね、今まで一生懸命にこの国の人たちに尽くしてきた。発明家として、経営者として、そして先月まではこの国の大統領を務めていた。多くの人たちの生活を豊かにできたと信じている」
エルメス「じゃあおっちゃん、相当ポイントが貯まったんじゃない?」
おじさん「あぁ、溜まったよ。溜まった。人を一人殺せるくらい、さ」
しかし、誰を殺せばいいのか…。
殺す人が思いつかない…。
そんな無理矢理悪いことしようとしなくていいのではw?
病を患っており残された命が少ないおじさん。
おじさん「私はね、誰かを殺したくてここまでポイントを貯めてきたんだ!必死に頑張ってきたんだ!それなのに、そんなもったいないことはできない…。私は人を殺したいんだ!ずっと殺したかったんだ!」
モチベーション高すぎwww
少し頭のおかしい超いい人って感じですねw
キノに近づいたのも、後腐れのない旅人であるキノを殺そうと思ったから。
もちろんそれを察してキノの右腕は銃に向いていますが。
諦めなよw
それならばと今度は街で声をかけられた女性の赤ちゃんに殺意を向けますが…。
結局出来ず仕舞い。
赤ちゃんはやめとけ!
おじさん「まだ人生を知らぬ子よ。君は幸せになるんだよ。もう私のようになるはなよ。私のような、人生を失敗した男には…」
失敗か…。
今までがんばって人のために尽くしてきたおじさんの人生は、それでも失敗なのか。
さすらいの料理人を探せ!キノ、るんるんで料理を披露!
今日はレストランのオーナーたちによる定期会合の日。
話題に登ったのは「さすらいの料理人」の噂…。
どんな食材でも美味しい料理を作り、納得いくができたらその街にレシピを残すという…。
怪しすぎるなw
しかしそんな料理人がこの町に来るらしい!
美味しい料理を作ってもらえれば名物になるかも…!
でもさすらいの料理人の正体は不明…。
手がかりは枯れ葉色のコートを着ている旅人。
ちょうどよくその国に行ってきたキノw
枯れ葉色のコートを着ているキノの事を、オーナーたちはさすらいの料理人と激しく勘違い!!
キノに料理を作らせてはだめだーー!!!
エルメス「この国の人、逃げてー」
いきなり料理を作って欲しいと言われ、キノ謎のやる気ww
できた料理は「鶏肉のキノ焼き」
ネーミングww
料理、真っ赤ですけど?
鶏肉と同じ量の唐辛子を使い、お酢やや山椒をケチらずに投入した刺激物の塊w
食べたものはひっくり返ること間違いなし(物理)!!
さすらいの料理人のレシピとあって「キノ焼き」は一躍有名に!
と言うかみんなちゃんとこの料理美味しいと思ってんのかw??
料理が苦手と言うか舌の感覚がおかしいキノはあの料理を褒められてかなり嬉しそうw
その料理の腕前は師匠すら倒れるほどらしいけどw
そして再び開かれるオーナーたちの定期会合。
もちろん議題は「キノ焼き」について。
あの後、無事にキノ焼きは名物料理として国中に浸透しました。
…浸透しちゃったかw
オーナー「だが、別の旅人があろうことかそれに勝手な変更を加えてレシピを置いていってしまった!!!」
それが「ニューキノ焼き」!!!
インパクト一点突破の超強烈な味をマイルドに抑えた料理に仕上がっています(^^)
このレシピ考えたのが本物のさすらいの料理人では??
ちょうどよくその国を訪れたシズたち。
ウエイトレス「いらっしゃいませ!旅人さんですか?この国には名物料理が2つあるんですよ!」
シズ「どんな料理ですか?」
ウエイトレス「『鶏肉のキノ焼きオリジナル』と『鶏肉のキノ焼きマイルド』です!」
陸、ティー「キノ?」
像に願いを。ティーの願い事とは…?
シズが訪れたある国。
この国には立派な像があり、そこに願いを書いた紙を貼るとその願いが叶うという言い伝えがありました。
七夕の短冊みたいなもんか?
ティーは何て書くのかな?
ティーが書いた願いは「ここにあるみんなの願いが叶いますように」。
ティーの願いは街中の人たちから大絶賛!
陸「どうしてあのような願いを?」
ティー「どうせこんなの役に立たないから」
辛辣www
忘れられない国
上機嫌のキノ。
これから訪れる国は、師匠が特別思い入れのある忘れようとしても忘れられない国らしい。
どんな国なのか詳細は全く教えてくれませんでしたが。
ふと気づくともう夕方。
え??
あれ?
どうなった??
さっき国の中に入ろうとしていたのに、エルメスの後ろに国がある…。
出国してきた??
キノ「ねぇ、エルメス?僕はあの国に入ろうとしていたと思うんだけど、違う…?」
エルメス「違わないよ」
キノ「どうして通り過ぎているんだ?」
何が起こった??
スタンド攻撃か?
the worldか??
全ての事情を知っているらしいエルメス。
エルメス「キノは入国して堪能して出国した。以上!」
しかしその間の記憶は全て消されてしまったらしい。
えぇ…!?
その証拠のように、国の中で書いたらしい自分からの手紙が。
国の様子を外に漏らさないため、薬で記憶を消すという国からの約束を了承したらしい。
何という国だ!
キノ「覚えていない。何も覚えていない…」
キノがこれだけうろたえるのも珍しいww
エルメスは3日間のこと全部知っているそうですが、それは言わない約束。
エルメス「「モトラドは約束を守る。いやー素晴らしい国だったよ!」
今まで訪れた国の中でも一番滞在を楽しんでいたというエルメスですが、そんなこと言われたら余計気になっちゃうよww
キノ「何も覚えていなーーーい!!!」
なんとエンディングには作者である時雨沢恵一のあとがきが!!
アニメにまであとがきで出張ってきたかww
さすが時雨沢恵一w
今回はギャグ回でしたねw
たくさんの話が詰まっていて面白かった!
かなり舌のおかしなキノですが、野宿などで自分で料理を作るときもやっぱりすごい辛い料理になってるのかな?
香辛料色々積んでたりしてたら面白いですねw
次のお話↓
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